絵本 どんぐり

とても美しい絵本です(^_^)。

どんぐり

どんぐりがひとつ地面に落ちています。

しろねずみが やってきた。
「うーん おいしそう」

「おねがい いまは たべないで」と どんぐり
「いまに もっとおいしく なるから」

そこでしろねずみが行ってしまうと次はおれんじりす、あおどり、はいいろうさぎ、こげちゃいのしし、あかしか、とカラフルな動物達がそれぞれやってきてどんぐりを食べようとします。その度に食べないでとお願いするどんぐり。やがて芽を出し立派なかしの木になりみんなのおなかもいっぱいになります、というお話です。

カラフルな美しいイラストに、繰り返しの文章で最後はどうなるのかな？と思わずにはいられません。3歳の娘は興味しんしんで聴き入ってくれました。

かしの木の下でみんなでどんぐりを食べているページだけ、木が広げられるしかけになっていて、子ども達には大きな木になった事が視覚的にわかりやすく、また喜んでめくっています。

最後のページは最初のページと同じようにまたどんぐりがひとつ転がり落ちています。

植物の連鎖のつながりを教えてくれます。

おすすめです(^_^)。