絵本 クローバーのくれたなかなおり

ごめんなさいが言えない気持ちが良く書かれた絵本です。

クローバーのくれたなかなおり (フレーベル館の秀作絵本)

仲良しの白いねずみと黒いねずみはケンカしてしまってお互いに謝る事が出来ません。とうとう先に四つ葉のクローバーを先に見つけた方が謝らなくていいことにしようとクローバー探しに出かけますがいくら探しても見つかりません。そんな気持ちで探しても見つからないよ、とミツバチやコオロギにからかわれて、よけいに一生懸命探します。そこへネコが来て二匹はとっさに隠れます。その時考えた事はおなじ。互いに相手が食べられなくって良かったという事でした。すっかり日も暮れて素直に謝る事が出来ました、というお話です。

文章はまあまあ量があって読み応えあり、絵も可愛らしくて素敵です。

意地になってしまってごめんねが言えない気持ち、よくわかります。なんだか悔しくってこちらからは言いたくない！と思う事はありますよね。でも俯瞰でみれば、さっさと謝ってしまった方が気持ちよく過ごせていいはず。と分かっていますが実は私は大人になった今でも難しいです(笑)。

こんな時どうする？と娘とゆっくり何度も読みたい絵本です。

オススメです(^_^)。