絵本 リコちゃんのおうち

お兄ちゃんがいる女の子のお話です。

リコちゃんのおうち

リコちゃんはやんちゃなお兄ちゃんと家事に忙しいお母さんにおかんむり。

もうヤダ！リコはリコだけのおうちにひっこす！といいます。

するとお母さんが空のダンボールをくれました。ダンボールにカッターで窓をあけ、布を床にひいたら素敵なお部屋のできあがり。でもお兄ちゃんかいじゅうがやってきて…という感じです。

とってもかわいいお話です(^_^)。2歳の娘にはお兄ちゃんやお姉ちゃんはいませんが、もうやだ〜とリコちゃんが怒るシーンには共感できるらしく何度も読んで〜と持ってきます。

真似してダンボールのお部屋を作ってあげたくなります(^_^)。

酒井駒子さんの絵はもちろん素敵なのですが、お話もとっても素敵です。この話は他の酒井さんのお話より少しリアルで地味めかもしれませんが、兄弟の何気ないひとコマを丁寧に書いていて、こどもの空想力にも気づかせてくれます。そしてお兄ちゃんともいつの間にか仲なおりして一緒に遊んでいるところが良いです(^_^)。

オススメです！