絵本 はるのおとがきこえるよ

くまと一緒に探しに行きます。

はるのおとがきこえるよ

夜、コツンコトンコツコツと音がするので外に見るとくまがいて「もうすぐくるよお」と言っています。一緒について行くと途中うさぎやビーバー達と一緒になって森の奥に大きな卵を見つけます。音はここから聞こえてきます。その卵がパアンと割れて中から春が生まれます。

とても不思議な感じです。すごくかわいい素敵な絵なのですが、とてもリアルに描かれていて、最後の卵のくだりまでリアルな絵とファンタジックな話が混ざっていて、幼い子どもは春は本当にどこかにこんな卵があってそこから生まれるのかと思ってしまうかもしれません。けれど寒い白い森の中をくまと一緒に歩くところは素敵です。くまも大きくてリアルだけどかわいいし、森の中の木など本当に細かく描かれています。最後の方のページの木々には木の芽が細かく描かれており、もうすぐ春だと知らせてくれます。卵からさまざまな春の花や小鳥たちが生まれるところも圧巻です(^_^)。

もう暖かくなってきたのでちょっと遅かったですが、おすすめです(^_^)。