絵本 どうぞのいす

ほのぼのとしたあたたかいイラストとお話に癒されます(^_^)。

どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)

うさぎさんがイスを作りました。

そして立て札に「どうぞのいす」と書きました。はじめに来たのはロバさん。イスを見てどんぐりの籠をイスにおいてお昼寝してしまいます。そこへくまさんがやってきて…。

次々に来る動物達はどうぞのいすにおいてあるものを、どうぞなら遠慮なくと食べてしまいます。けれどみんな優しくて後から来る人の事を気遣って代わりの物を置いていきます。どうぞのいすにおいてあったどんぐりは、ロバさんが寝ている間に蜂蜜になりパンになり栗になります。起きたロバさんはどんぐりが栗になっていてびっくりというお話です。

柿本幸造さんのあたたかいタッチのイラストが動物達の目が優しくてほんとに可愛らしいです。

娘にもこんな風に他の人を気遣える、あたたかい心が満ちていってくれる事を願います(^_^)。

2歳の娘は、まだどんぐりが栗になってしまうという面白さがいまひとつ理解できていないようでしたがイスを作ったうさぎさん優しいねとはわかりますし、可愛らしい動物の絵が大好きでよく読んで〜と持ってきて沢山読みました。

同じうさぎが出てくる、

ぴょんぴょんぱんのかばんです (新日本出版社の絵本 ふれあいシリーズ 2)

という絵本もあり、こちらもうさぎさんが作ったカバンが大人気でかわいいお話です。

オススメです(^_^)。