絵本 ワタナベさん
おなべだいすき(^_^)。
自分がくいしんぼうなせいか、ご紹介した絵本に食べ物関連の多いこと!
そしてまたこんなにおいしそうな絵本が!!
作者の北村直子さんは動物園のグラフィックを専門に手がけていらっしゃる方です。以前何かで読んだインタビューの記憶によると、美大卒業後、吉祥寺の井の頭公園の動物園でポスターや特別展のチラシなど園に関わるデザイン全般をなんでもこなしていらっしゃるそう。そもそもポスターや広告を作製するデザイナーが動物園に務めているというのは異色です。動物園などは広告代理店やデザイン事務所等にポスターを依頼するのが普通です。けれど園内のデザインの統一などを考えると、園内に専門のデザイナーがいるのは、とても意味のあることだと思います。
私も何度か目にしたことがありますが、井の頭公園においてある絵本のような可愛いチラシは誰だろう、と思うときっと北村さんだったのでしょう。動物のことをよく知らないとかけないような、動物愛のこもったかわいいイラストで素敵です。
ちなみに動物の絵本の絵ももちろん手がけていらっしゃいます。
↑これは多摩動物園においてあったのを見ました。その時よっぽど買おうかと悩みまくってまだ買えていない絵本です。もちろん本屋さんでも売っています。動物の事がよくわかり、しかもとてもかわいかったです。そのうち買いたい絵本候補です。
この「ワタナベさん」の作者はどんな人かな?と調べると以前読んだ記事の北村直子さんだったので納得です。好きだなぁと思うものはやはり同じアンテナに引っかかるのです。
そして井の頭というのもなんだか納得です。昭和感あふれるなつかしい感じは井の頭公園の焼き鳥屋さんやハモニカ横丁を彷彿とさせます。
ワタナベさんはなんと(?)、お鍋の名前です。美味しい料理をたくさん作ってくれるお母さんのよう。フランクにワタナベさんにはなしかけるお客さんたちもいいです。お料理の美味しそうなことももちろんワタナベさんの表情もいいです。
私はやっぱり北村さんの絵のファンなのです。
こどもたちも次はなんの料理???と興味津々でたべたい〜を連発しながらページをつぎつぎめくります。3歳の娘は「ワタナベさんすごいね〜」とおおまじめに言っていてかわいかったです。
最後にあるナポリタンもおいしそう!!ということで早速ナポリタン作って食べました。娘たちに大好評。ナポリタンはケチャップをじっくり焼いて甘みをひきだすのがポイントだそうです。
ちなみにオオイシさんもおおいに気になります。
オススメです。