絵本 ながれ星のよる
美しい夜にロボットが出かけます(^_^)。
ながれ星のよる―ランスロットとリンゴの木 (Fukkan.com)
- 作者: たむらしげる
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本
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大好きなたむらしげるさんの絵本。
ある晩、たっぷりエネルギーを充電したロボットのランスロットはながれ星を見にすりばち島に出かけます。途中でりんごの木と会って、星を見たいというりんごの木の足(根)を抜いてあげます。そうして2人で海まで行ってクジラに乗せてもらって島につき、ながれ星に乗って楽しみます。楽しんでいるうちにぶつかって海に落っこちてしまいますがクジラに助けてもらいます。ちょうど3つなっていたりんごを仲良くりんごをひとつづつ食べクジラに別れを言って帰ります。
たむらしげるさんの青は本当に綺麗です。少し前の、デジタルなタッチ(人によっては少し古く見えるかも)ですが、歩くビルや歩くりんごの木、そしておなじみのロボットのランスロットや流れ星で、たむらしげるさんのファンタジックな世界感がたっぷり楽しめます。流れ星と夜空のグラデーションのキレイな事といったら! 流れ星にバッテリーをつなぎ、光る星に乗って夜空を散歩なんて、なんて楽しそうなんでしょう(^_^)!
娘には3歳なりたての頃に購入してずっと読み聞かせています。昔どこかで、あまり子どもがちいさいうちにファンタジーを読むと現実と混同してしまうので読ませない方が良いというような話しを読んだのですが、うちに限っては大丈夫そうかなと思います。それにリアルなものばかりだとせっかくの絵本の醍醐味が半減してしまいそうですよねσ(^_^;)。こんな夢のある話しも、将来想像力や何かの糧になってくれたらいいなぁと思っています。ま、というより、ただ親も子も楽しいから読んでいるのですがσ(^_^;)。
復刊ドットコムの絵本なので値段が少し高いのが残念ですが、私にはうれしい復刊でした。
娘もよく読んで〜と持ってきてくれます。そして早く次女にも読んであげたいなぁと思っています。
オススメです(^_^)。